JAPANミリテールフォーラム

ミリタリーモデリングディスカッションフォーラム (AFV, AIR, 艦船, フィギュア, ファンタジー, スケールモデル, ジオラマ&ヴィネット)

ログインしていません。

  • トピック: 活発 | 未返信
  • #1 2016-04-07 23:55:46

    Asuke
    Member
    From: 大分県
    登録日: 2015-09-09
    投稿: 60
    マイトピック
    投稿を見る

    [習作]ソ連戦車兵1944

    ヤングミニチュアのソ連兵です。
    原型は石井啓之氏。
    製作にはキリル・キアナフ氏の同バストモデルの作例を強く意識しています。
    技術は遠く及ばないのですが、氏の作例を分析、模倣することを目的に製作したので私自身の作品というより習作との位置づけでしょうか。
    塗装に関しては基本的にいつも通りファレホで行っていますが、瞳の描きこみや最終的な色彩の微調整に油彩を使用しています。
    mini_IMG_3145.jpg
    mini_IMG_3148.jpg
    mini_IMG_3151.jpg
    mini_IMG_3156.jpg
    mini_IMG_3146.jpg

    オフライン

    16 人が「いいね!」と言っています。:パッヘルベル, hiranuma, Guest, ki-yeol yoon, 神田 雷, Kazufumi, myouchin, 源蔵, こうたろう, 才谷社中, S.Kikka, 岩野 歩 (いわのふ), ツカサ, Silurian, panzervati, 木蘭

    #2 2016-04-08 16:36:13

    Kazufumi
    Administrator
    From: 沖縄
    登録日: 2011-05-13
    投稿: 2,157
    マイトピック
    投稿を見る

    Re: [習作]ソ連戦車兵1944

    肌へのグリーンの使い方や革の表現の感じがすごくいいですね!


    "Real artists ship. " --Steve Jobs
    "The art challenges the technology, and the technology inspires the art. " --John Lasseter
    活動サイト:planetFigure, Putty & Paint

    オフライン

    1人が「いいね!」と言っています。:Guest

    #3 2016-04-08 22:08:50

    myouchin
    Member
    登録日: 2015-07-28
    投稿: 170
    マイトピック
    投稿を見る

    Re: [習作]ソ連戦車兵1944

    Asukeさん、こんばんは。

    これは何というか・・・圧巻ですね。前作も勿論素晴らしかったのですが、この作品に関しては凄い!凄まじい!!という感じです。一体Asukeさんの身に何が起こったのか、と思う位の長足の進歩ですね。もう違う領域に到達していると思います。
    確かにパッと見て「あっこれはキリル氏を意識しているな」というのは分かるのですが、模倣するにしてもこれ程の高いレベルで実現出来れば、単純な模倣の域を超えていると思います。事実画像保存してキリル氏の作品と見比べてみましたが、革ジャケットのハイライトの付け方はAsukeさんの方がメリハリがあって、より良いのではないかと思える位です(キリル氏の作品は多分カチューシャの発射を見守っている?ような感じで、あの強すぎるハイライトも必要な表現なのかもしれませんが)。私の見立てだと“技術的に遠く及ばない”どころではなく、“キリル氏の影を踏む”位の距離まで接近しているのではないか、とすら思えます。控えめに見積もっても完全にワールドクラスでしょう、これは。

    斉藤昌也氏・松岡寿一氏・石井啓之氏といった先人達が、ユーロミリテールで相次いで金賞を受賞していったのが今から20年ほど前、当時は「これからは日本と世界の差は縮まる一方だろう」などと思っていたものですが、ここ数年の海外のフィギュアシーンの急速なレヴェルアップは目覚ましいものがあり、あくまで私の考えですが、日本と世界の差は相対的に見て20年前より拡がってしまった、と思います。
    近年の海外のマスターペインターはキリル氏といい、Marc Masclans氏やSergio Calvo Rubio氏のようなファンタジー勢といい、超絶的に上手いだけでなく、それ以前とは何かが決定的に違うペインティングスタイルを持っている感があります。何がそんなに違うのか、分析するのは簡単ではありませんが、Asukeさんはその進化した新世代のスタイルに果敢に挑戦し、着実に自分のモノにしつつあるのが以前から素晴らしいと思っていました。そのチャレンジングな姿勢がここに至って大きな開花に繋がっているようですね。

    という訳で今後のAsukeさんのご活躍が増々楽しみです!いや~本当に興奮しましたよ。

    オフライン

    3 人が「いいね!」と言っています。:Kazufumi, hiranuma, Guest

    #4 2016-04-09 00:16:07

    Kazufumi
    Administrator
    From: 沖縄
    登録日: 2011-05-13
    投稿: 2,157
    マイトピック
    投稿を見る

    Re: [習作]ソ連戦車兵1944

    myouchinさんの意見は非常に興味深いです。私もAsukeさんの進化はその新しいスタイルに挑戦し探求する姿勢にあると思います。
    絵の画力アップには模写>デッサン(基礎練)>自分の表現 の繰り返しと言います。フィギュアペインテイングも同じだと思います。

    近年の海外勢の急速な進化はネットの普及とペインター間の積極的な情報共有も大きいと思います。
    また、もう一つ付け加えるなら、海外のペインターたちの「ペインティングに向き合う根本的な姿勢」だと思っています。
    私自身、実際に彼らに会って話したり、FBでやりとりしたりしてますが、アーティスティック的にものすごくシリアスにこの趣味に向き合っていると感じます。
    それが「それ以前とは何かが決定的に違う」ものの正体の一つだと思います。
    国を超えてのペインターの交流やペインティングセミナーや合宿も積極的に行っていますし、ゆえに情報交換の量も圧倒的です。

    最近ではスペインで韓国のLife MiniaturesのSang-Eon LeeさんとNutsplanetのMyeongsさんが招かれてみんなでペインティングセッションなんかをやってましたね。
    彼ら韓国勢のペインティングスタイルはすでに「コリアンスタイル」として高い評価と地位を確立していて、ユーロのペインターたちは積極的にそのエッセンスやいいところを盗んで自分たちのスタイルに取り入れようとしています。

    Jason Zhouという最近急激に進化してきている中国・上海在住の若手ペインターをご存知でしょうか? 彼のペインティングを見ればアジアンスタイルとかユーロとかそういう括りがあまり意味のないものであることを痛感させられます。

    http://www.puttyandpaint.com/jasonzhou

    彼の塗りは古い作品と最近の作品を比べてみれば進化具合がわかりますね。FBにしかアップされてませんが、最新作のLife Miniaturesのドイツ戦車兵バストなどはこれまでの韓国系ペインターやユーロ系ペインターとも違う独自のスタイルを確立した驚愕もので、一見の価値があります。

    長文になって申し訳ないですが、言いたいことを簡単にまとめると、Asukeさんの方向性はすごく正しいと思ってます、ということです。 smile


    "Real artists ship. " --Steve Jobs
    "The art challenges the technology, and the technology inspires the art. " --John Lasseter
    活動サイト:planetFigure, Putty & Paint

    オフライン

    2 人が「いいね!」と言っています。:myouchin, Guest

    #5 2016-04-09 14:41:21

    Asuke
    Member
    From: 大分県
    登録日: 2015-09-09
    投稿: 60
    マイトピック
    投稿を見る

    Re: [習作]ソ連戦車兵1944

    kazufumiさん、myouchinさんコメントありがとうございます!
    私の場合、単に自分があこがれている作品を他人の手ではなく、自分の手によって作品にしてみたいという単なるモデラーとしての欲求が模型製作の原動力であるような気がしています。
    そのためか、今回の製作では明確な目標が最初に定められたので、塗装開始から完成までにかかった時間は自身最短かもしれません。他人の作品を見ているだけでも得られることは多いと思うのですが、そのうえで真似してみることで、見えてくるものはそれ以上です。例えば、この作品であれば、革コートの質感を出すためにどのように筆のタッチを残しているのか?なんていう点は実際になぞってみることでキリル氏のセンスの良さを痛感しました。しかし一番肝心なのは、真似してみてそれなりに真似できるものよりも、真似したいけれど真似しきれないものであるように思います。それが目標と自分の技術力の目に見える決定的な差として現れてきます。(キリル氏の細部への細かな塗りや発色の豊かさ等)
    この目標との差を認識できるという点こそが作品を模倣することの最大のメリットではないでしょうか。
    情報の共有という点においては、やはり国外に利点があるみたいですね…日本では一部のAFV模型くらいしか海外のスタイルを感じられるものがないですからね。
    日本のヒストリカルフィギュアのシーンにおいてはヒストリカルは情報交換以前に多くのモデラーの興味の外にあるように感じられます。年に何度か地方の模型展示会に作品をもって参加していますが、一部のモデラーを除いてはイロモノ枠という感じです…(笑
    20年前くらい前のようにフィギュアの世界を模型誌なんかで取り上げてくれるくらいにはなってほしいものですね…

    素晴らしいペイント作品があるのは知っていましたが、jasou zhouさんの作品であるというのは初めて知りました。リアリティー溢れる塗りでありながら間違いなく伝統的なヒストリカルの塗りも踏襲している本当に新しいスタイルですね。新しいものがドンドン出てきてくれないとモチベーションの維持が難しいので、こういった作品の情報は新たな作品づくりの良い製作意欲になるので本当にありがたいです!

    オフライン

    2 人が「いいね!」と言っています。:myouchin, Guest

    #6 2016-04-10 01:05:31

    S.Kikka
    Member
    From: 愛知県
    登録日: 2012-02-22
    投稿: 207
    ウェブサイト
    マイトピック
    投稿を見る

    Re: [習作]ソ連戦車兵1944

    ライティングを意識したペイントを、Asukeさんは既にマイク・グッド氏原型のWSS士官バストの頃から行われておりますが、今回でより一層の磨きがかかったように思われます!
    (写真の背景を黒に変更されたことにより、ペイントによるハイライトもずっとはっきりとしたのではないでしょうか)
    また、キリル氏を意識しているのが作品を一目見ただけでわかるほどです。元の作品がハイレベルなだけに、これは容易いことではありません。レザーの表現なんかは特に、上手い具合にツボを押さえたペイントになっています。

    私はこういうレベルのバストモデルを見てしまうと、ついつい「もう最近のバストはついていけないな…」なんて思ってしまいますが、Asukeさんはむしろそれをモノにしようと習作し模倣してしまう前のめりの姿勢であり、「ペインティングに向き合う根本的な姿勢」の違いがやはりあるのかなと感じてしまいます。
    あまりにハイレベルな作品には(特に技術面で)理解が追いつかないものですが、だからといって考えることをやめてしまうのではなく、むしろ読み解いていこうとする姿勢は技術とは別のものとして見習いたいです。

    いや~、Asukeさんには驚かされてばかりです!

    編集者 S.Kikka (2016-04-10 01:10:08)

    オフライン

    1人が「いいね!」と言っています。:Guest

    #7 2016-04-10 15:06:07

    Asuke
    Member
    From: 大分県
    登録日: 2015-09-09
    投稿: 60
    マイトピック
    投稿を見る

    Re: [習作]ソ連戦車兵1944

    S.kikkaさんありがとうございます!
    私も最近のハイレベルな作品を見ていると、これはとても真似できないな…と感じてしまうことは多々あります(特に紋様などの描きこみの激しい作品なんかは…)
    しかし、そんな作品群を見ていると、言葉では表せないですが時にビビビッとくる作品に出合うことがあります。今回のキリル氏のソ連戦車兵もその一つです。
    そういった作品に出合った時には強く製作意欲を刺激される感覚になり、勢いに任せて製作してしまうということが多いです。
    そのため、上のkazufumiさんのコメントの中のストイックにペイントに向き合っている海外のペインター…とは根本の部分は異なっているのかもしれません。私は案外お気楽モデラーなので(笑
    私もこの趣味を始めた当初、まだ戦車に合わせるための35の兵士をべた塗りしていたころに初めて見た海外ペインターのフィギュアには驚嘆すると同時に、いったいどうすればこんな塗装ができるのか?と困惑してしまいました。
    ただ、それから自分もいつかこんな作品を作ってみたいという欲求に突き動かされて様々試していくうちに見えてくるもの、いまだ謎のままのものも多いです。
    この謎が解けたとき、最高の快感にとつながるのかもしれません(笑

    オフライン

    2 人が「いいね!」と言っています。:Kazufumi, Guest

    #8 2016-04-10 15:29:14

    Kazufumi
    Administrator
    From: 沖縄
    登録日: 2011-05-13
    投稿: 2,157
    マイトピック
    投稿を見る

    Re: [習作]ソ連戦車兵1944

    Asuke さんの発言:

    そのため、上のkazufumiさんのコメントの中のストイックにペイントに向き合っている海外のペインター…とは根本の部分は異なっているのかもしれません。私は案外お気楽モデラーなので(笑

    私の書き方は誤解を招く恐れがあるので補足ですが、シリアスと書きましたが、眉間にシワ寄せて悲壮感漂うような感じではない、ということを付け加えておきます。(笑
    それをとても純粋に明るく真面目に楽しんでやってる、という感じです。上手く言えませんが、アグレッシブにとか、前向きにというか・・というのが近いのかもしれません。

    やはりやってる時楽しい!って感じられるのが一番だと思いますね。「"頑張って"やってる人は楽しんでやってる人に勝てない」とかの為末大氏も仰ってますからね。


    "Real artists ship. " --Steve Jobs
    "The art challenges the technology, and the technology inspires the art. " --John Lasseter
    活動サイト:planetFigure, Putty & Paint

    オフライン

    2 人が「いいね!」と言っています。:Asuke, Guest

    Board footer