JAPANミリテールフォーラム

ミリタリーモデリングディスカッションフォーラム (AFV, AIR, 艦船, フィギュア, ファンタジー, スケールモデル, ジオラマ&ヴィネット)

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  • #31 2015-10-21 12:39:52

    木蘭
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    登録日: 2011-05-19
    投稿: 99
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    2002年のイタリア映画『炎の戦線エル・アラメイン(El Alamein - La linea del fuoco)』を紹介します。

    往年のイタリア映画といえば、マカロニ・ウエスタンやジャッロ、艶物語といった刺激性の強い輸出産業としての見世物映画なイメージが無くはありません。
    戦争映画もイタリア映画なのに、アメリカ軍がナチスドイツをやっつけるぜ!という様なアクション物だったり・・・とか。
    イタリア軍も、水の無い北アフリカ戦線で貴重な水をパスタの茹で汁に使っちゃった・・・なんていう与太話を真に受けられてしまう様なイメージが流布しています。
    そんなんばっかじゃないのにね・・・。

    というイタリア映画や軍隊のイメージを覆してくれる(?)、きちっとした北アフリカ戦線のイタリア軍を描いた、イタリアの戦争映画です。

    物語りは、前半は地雷原を隔ててイギリス軍と対峙するイタリア軍部隊の塹壕戦、後半は悲劇的な撤退の様子を、学生志願兵の視点を通し描いていきます。
    昔のマカロニ・コンバット(『砂漠の戦場 エル・アラメン』とか)の様な無駄にエモーショナルな描写も無く、淡々とリアリスティックに戦場の生活を描写しますし、AFVはシルエットしか出てきませんが(夜戦で誤魔化している)動くイタリア軍のソフトスキンがチャンと出てきますし、兵隊達のコスチュームもしっかりしていると思います。
    私は詳しくないので、考証の善し悪しは良く分かりませんが、ミリタリーマニアや模型ファンにもアピール出来ると思います。
    なにより、公開当時に好感が持てたのは、『プライベート・ライアン』シンドロームにかかってないな・・・という事です。あの当時、みんな、似たり寄ったりの『プライベート~』かぶれの映像表現になってしまっていたので。

    出だしの砲撃シーンで、『ブルーベルベット』ばりの「お、耳。」ってな表現や、野ぐそ中の兵士が尻丸出しで必死に塹壕に隠れるとか、ハートを掴まれたましたし、
    地雷原をさまようラクダを見つけて、「わぁ!ごちそうだ!」と捕まえて食べちゃう兵士たちと、「敵の総攻撃の前触れだ!」と顔色を変えるベテランの下士官とのコントラストと緊張感にグッときます。
    補給の為にトラックで移動中に海岸を見つけると、みんなで軍服を脱ぎ捨てて海に飛び込み、大の大人がフルチンでキャッキャ言いながら砂浜を走り回る・・・ってシーンも印象深いです。
    撤退に際して、自動車の不足からひたすら歩き続けるイタリア兵士の横を通り過ぎる機械化されたドイツ軍に対する憎悪とか、余り描かれてこなかった様な描写も印象的です。

    私は残念ながら劇場に足を運ばなかったのですが、劇場で鑑賞した方から進められてDVDをレンタル。CS放送でも観たにもかかわらずDVDを買って仕舞いました。
    どこかの名画座で再上映してくれないかな・・・と願っております。


    何故か、ドイツ版の予告編しか見つけられませんでした。
    https://www.youtube.com/watch?v=_Zr4FUg-slg

    編集者 木蘭 (2015-10-21 13:52:46)

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    #32 2015-10-21 17:54:52

    hiranuma
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    From: 東京都
    登録日: 2015-08-25
    投稿: 200
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    サハラ戦車隊:ハンフリーボガートが好きです。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/サハラ戦車隊
    https://www.youtube.com/watch?v=f4GOYvYAiCI

    私の復帰2作目のM3LEEは、この映画の印象から作ったものです。
    実物のM3LEEが兵隊を乗せて走る様が見れます。

    1作目のM4A3E8は「フューリー」の前宣伝をヒントに作ったものですが、映画を見てあまりいい気持ちがしませんでした。
    殺し合いそのものはおぞましく、「コンバット」などとはかけはなれたものでした。
    結局、戦車が好きなのは戦うことの性能を上げることに苦心した結果の機能美にあるので、これは飛行機や艦船も同じことだと思っています。


    《AFV model 微細加工研究所 研究員》

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    2 人が「いいね!」と言っています。:ふぁっとまん, Guest

    #33 2015-10-22 23:40:14

    REV3
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    From: 福岡県古賀市
    登録日: 2012-03-11
    投稿: 894
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    hiranuma さんの発言:

    1作目のM4A3E8は「フューリー」の前宣伝をヒントに作ったものですが、映画を見てあまりいい気持ちがしませんでした。
    殺し合いそのものはおぞましく、「コンバット」などとはかけはなれたものでした。

    きちんとした背景説明がないままに軽薄な殺し合い描写が続くなぁという印象でした。
    なんか監督の、“どうだ、ここまで俺はやったんだぜ”てな俺臭だけが強かったですね。
    割り切ってアクションだけを楽しむのなら、アリというのが自分の感想です。


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    #34 2016-08-14 19:46:50

    REV3
    Member
    From: 福岡県古賀市
    登録日: 2012-03-11
    投稿: 894
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    シン・ゴジラ。本日行ってきました。
    これが戦争映画か?という批判は甘んじて受けます。
    映画でも異生物駆除であり、戦争ではないと謳っていますので。
    しかしながら、自分はこの映画を日本人の万人に勧めたい。
    ネタバレは書きませんが、ゴジラという存在は、日本人のDNAに
    刻まれたトラウマをえぐり出す装置としてのみ有効に機能すると
    考えています。今回は大成功です。
    初代は太平洋戦争、今回は3.11と、その源泉は異なりますが。

    とはいえ、楽しい映画ですよ。八岐大蛇を連想させる樋口イズムも
    存分に堪能しました。

    飛行機も戦車も通用しない相手に最後の兵器選択もねぇ。
    軍人というよりはお巡りさんが守る国、日本ならではの発想ですね。
    非日常的な現実でも非個性的かつ総力戦的なお仕事にして日常の
    枠内になんとか収斂させる、古より八百万の荒神を鎮めてきた民族
    ならではの逞しさだよなぁ、と。

    ホント涙出ました。

    編集者 REV3 (2016-08-26 21:54:18)


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    4 人が「いいね!」と言っています。:Asuke, パッヘルベル, Guest, Kazufumi

    #35 2017-03-01 00:26:46

    REV3
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    From: 福岡県古賀市
    登録日: 2012-03-11
    投稿: 894
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    西独製映画「橋」を紹介します。
    時代は、第2次世界大戦末期。
    銃の撃ち方も知らないハナタレ
    共が英雄になろうと奮戦します。
    彼らは見事英雄になりましたが
    それで一体・・ってな映画ですね。
    タイトルにあるとおり1959年の
    映画です。
    ナチスドイツの統制下にあった
    彼らにも彼らなりの総括がある
    のでしょう。

    https://www.youtube.com/watch?v=g6MUlOOV9VQ


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    2 人が「いいね!」と言っています。:Kazufumi, Guest

    #36 2017-03-01 02:34:41

    Kazufumi
    Administrator
    From: 沖縄
    登録日: 2011-05-13
    投稿: 2,140
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    >Rev3さん
    この映画「橋」、カラーになったリメイク版を観ました。ドイツ映画だったので興味があって。


    "Real artists ship. " --Steve Jobs
    "The art challenges the technology, and the technology inspires the art. " --John Lasseter
    活動サイト:planetFigure, Putty & Paint

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    2 人が「いいね!」と言っています。:REV3, Guest

    #37 2017-04-02 10:55:38

    Nasi kandar
    Member
    登録日: 2012-02-22
    投稿: 78
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    mini_1944.jpg

    最近見た映画です。
    戦争映画ではあまりいい役回りではない武装親衛隊、それも非ドイツ人部隊に焦点をあてた作品です。

    内容はドイツ・ソ連それぞれの陣営についたエストニア人兵士達の物語で、映画の前半はエストニアSS、後半は赤軍のエストニア人部隊という構成になっているのですが、その話のバトンタッチが上手く演出され正直驚きました。

    邦題では独ソ、となっていますが主要な登場人物はどちらの側もエストニア人で、武装SS側の主人公タミクがデンマーク人SS義勇兵とどちらもカール姓だと盛り上がって談笑したり、友軍でオランダ人義勇兵が少し出てくる程度。

    独ソ両軍に分かれた兵士も対する側に同じエストニア人がいることへ苦悩します。
    また武装SSにもかかわらず貰ったヒトラーの写真をトイレットペーパー代わりにならないかと皮肉るシーンを見るに、こういった外国人義勇兵が必ずしもナチズムに忠誠的でなかった一端が窺えます。

    後半少しテンポが悪くなるのですが、冒頭からエストニア人義勇兵が押し寄せるソ連軍相手に塹壕戦を展開するシーンは圧巻で、本物のT-34/85が多数登場しパンツァーファウストで撃破する描写もあります。
    軍装面も再現度は非常に高く、両軍の正規兵以外にもエストニアのヒヴィ(対独協力者)やエストニア版ヒトラーユーゲントの細かい考証も自国の映画作品ならではでしょうか。

    武装SSといえば番号の若いドイツ人のエリート師団か北欧系の義勇兵師団がクローズアップされがちですが、大戦後半には多くを占めたSS外国人義勇兵の、同胞に銃を向け合わなければならなかった実情を掘り下げる一作でしょう。

    https://m.youtube.com/watch?v=zIqt9y4bhoU

    編集者 Nasi kandar (2017-04-02 15:04:19)

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    5 人が「いいね!」と言っています。:hiranuma, Kazufumi, REV3, かば◎, Guest

    #38 2017-04-02 15:38:23

    Kazufumi
    Administrator
    From: 沖縄
    登録日: 2011-05-13
    投稿: 2,140
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    >Nasi kandarさん
    非常に興味深い映画の紹介、ありがとうございます。Youtubeのトレイラーを見るとすごく面白そうですね。
    余談ですがそのYoutubeの予告の次に流れる予告動画「My honor was loyalty」、だいぶ前から気になっているのですが映画化されたのでしょうかね・・??


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    2 人が「いいね!」と言っています。:Nasi kandar, Guest

    #39 2017-04-03 09:59:21

    Nasi kandar
    Member
    登録日: 2012-02-22
    投稿: 78
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    >Kazufumiさん

    コメントありがとうございます。
    内容だけに後半へ次第に話が重くなっていきますが、
    見所が多くおすすめです。

    Kazufumi さんの発言:

    余談ですがそのYoutubeの予告の次に流れる予告動画「My honor was loyalty」、だいぶ前から気になっているのですが映画化されたのでしょうかね・・??

    既にDVDが発売されたようです。
    Amazonでは今在庫がないみたいですね…
    https://www.amazon.co.jp/Honor-Was-Loya … B01I05KQ2I

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    1人が「いいね!」と言っています。:Guest

    #40 2017-04-03 22:39:56

    かば◎
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    From: 神奈川県
    登録日: 2015-04-27
    投稿: 62
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    Re: 【オススメ戦争映画について語る】

    >Nasi Kandarさん

    エストニアは私が行ったことがある数少ない外国の一つなので(なんでそんな国に行ったのかはさておき)、親近感もあり、非常にこの映画は気になります。

    エストニアに行ったのは1991年、独立回復の半年前で、レニングラード(当時)から、その時は意識しませんでしたが、オットー・カリウスが戦ったナルヴァの線路土手を通る列車で首都タリン入り。

    旧市街の入口には、「今日明日にもソ連軍の戦車が来るかもしれないから」と巨石がバリケードとして置かれ、乗用車1台がぎりぎり通れる幅にされているという誠に騒然とした時期で、この国の歴史を否応なく意識させられる旅でした。

    でも、英語の字幕が付いていたとしても、それをささっと読み取れるほどの語学力はないのがちょっと悲しいです。(フィンランド映画の「タリ・イハンタラ」も非常に見たいのですが)。

    編集者 かば◎ (2017-04-03 22:41:28)


    「阿呆の血のしからしむるところだ」(下鴨総一郎)

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    3 人が「いいね!」と言っています。:Kazufumi, Guest, Nasi kandar

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